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アトリエ訪問 新連載 第14回 |
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アトリエ訪問 新連載 第14回 |
| 正月があけて寒い冬晴れの一日、狭山市(埼玉県)のお宅へおじゃました。新宿から西武線で一時間弱、もより駅から車で10数分、狭山茶畑の緑に目をやすめながら、静かな住宅街にたどり着いた。 京都に生まれた糸井さんは、父(整紙関係の科学者)の転勤の度たびに日南市、米子市と移転し、中学卒業のときに上京した。絵を好きだった母の影響もあるのだろうが、小さい頃から絵を描くことが好きで、友達と遊ぶよりも絵に夢中になったのも、転勤と社宅住まいという環境もあったのだろうか。 高校時代、建築家に憧れ、3年生でデッサンを学び始めた。これが絵画への入口となり、美術大学へ進んだ。以来、半世紀の画業になるが、 “いろんなことをやってきたが、どれも楽しくもあり、苦しくもあり、描く場所も移り変わりしてきたが、一貫して描くという意識はハッキリしていた” と、“描く”ことに少しの迷いもなかったと言う。 * * * * * * * * * * * |
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額枠も整理棚もたいがいのものは自分で作ってしまう。
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自分らしいスタイルを求めて、迷い悩み、次なるスタイルを追っているうちに、大事な何かを置き去りにしてしまっていることに気付いた。大事なことは画学生のころに抱いていた素純な思いや、小さい頃に感じた自然の気配や建物のぬくもりなどではなかったか、と。 |
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中華祭り 2018年(第44回現代童画展) 193.9×390.9cm アクリル |
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| 掲出の「中華祭り」は真中の120号と両側の100号2枚を組合わせた変型大作。横浜中華街のお祭りに触発され、構想し制作した。何とも濃厚、濃密な彩調ながら、構成の巧みな工夫によって、風通しは良い。 |
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空海 2020年(第46回現代童画展) 194×260cm アクリル
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