今月の課題 「猛暑の夏に」 編集主幹 松原 清
九州西側を迂回した台風7号に触発された梅雨前線が活発化して6月28日〜7月8日まで降り続いた西日本豪雨の広島などの大洪水被害の復旧作業の最中全国的に気温がうなぎ上り。7月12日に8月号を発送して以降、50日が経つが、毎日36度の体温越えの気温の中、読者の皆様には申し訳ないが、細かな取材と編集作業を休むことができてホッとしている。7月後半から8月は美術館の編成替えと、猛暑を嫌って展覧会、個展も少なく16頁を埋める記事量がなく、今年から8月10 日発行号を休み、9月10日発行の9・10月合併号と致しました。6月号の今月の課題にその旨を記しておりましたが、8月号にお知らせを載せることを失しておりましたこと、改めてお詫びします。
さて、真夏の三大新聞社展も盛況で、本誌に全展覧会を紹介させていただいている。それにしても暑かった。7月23日には熊谷で41・1度の日本最高気温を記録、岐阜県の金山、美濃で41度、なんと新潟県の中条、三條で40度を越えた。この夏の高温化に東京五輪開催を控えてサマータイム制導入が急浮上してきている。ヨーロッパでは廃止の方向で検討が始まっている中、思いつきの案としないようにしっかり見極めて欲しいと思う。
そんな状況の中、うれしいこともあった。孫たちの訪問である。息子の子供、小学校6年の男の子、1年の女の子が7月28日〜8月11日まで滞在。途中、娘とその子供小5の女の子と息子夫婦が合流して私の郷里徳島へ。昨年、私の父親の三回忌も済ませていたので、お盆を避けてその10日前から帰省したのである。プールに付き合い、アジ釣りにも。孫たちはすこぶる元気、まるで台風1号、2号、3号が同時に襲来したようである。来てくれてうれしく、帰ってくれてうれしいとはよく言ったものだ。
そして、またもや台風20号(8月23日)、21号(9月4日)。こんどは本物である。20号は徳島に上陸し淡路を抜けて姫路に再上陸した。比較的勢力が弱かったが、障害がない紀伊水道を風が吹き抜けるため、真夜中にマンションの窓を叩く風雨は相当きつかった。そして本誌の色校正日に上陸したのが21号である。ほぼ20号と同じコースを通ったが、勢力の規模が半端ではなかった。915hPa まで発達したスーパータイフーン。最大風速55m_瞬間最大風速75mは驚異であった。幾分上陸時に減じたが_瞬間最大風速50mを越える暴風でる。関西空港の惨事、100台の車の炎上も。因みに私の知合いで5軒がベランダの屋根を飛ばされた。私は神戸の事務所に避難状態で、翌日も交通全ストップ。加古川の家の状態を知る由もなかった。9・6、北海道で震度6強の報!
全日本美術『今月の課題』の
1996~2005年を単行本に
全日本美術編集主幹 松原清 著
A5版 272頁 定価2000円