今月の課題 「暑い夏・コレクション展」 編集主幹 松原 清
暑中お見舞い申しあげます。今年も暑い夏になりそうです。6月中頃から既に頻繁に夏日となっていたし、梅雨のジメジメの中で7月になり30度を超える気温が続いている。ウェザーニュースによると、今年の7月〜9月の気温は観測史上最も暑くなった昨年と同等とのことで、チベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合う「ダブル高気圧」で35度以上の猛暑日が続いたり、所によっては40度の酷暑になりそうとのこと。7月中旬に梅雨明けとの予想ですが、8月はチベット高気圧が強く、9月には太平洋高気圧の日本への張り出しが強くなるためとのこと。急なゲリラ豪雨にも気をつけなければならないかも。
さて、東京都の首長選挙は、まったく政治責任、倫理感を感じられぬものとなり、小池百合子都知事の三期目が決定しました。新築家屋の太陽光発電の義務化は本当に進めるのか、成り行きを見守りたいものです。中央政界も泥舟状態、果たして日本丸は何処に向かおうとしているのでしょうか。アメリカの大統領選挙の結果しだいで世の中が大きく動くかもしれません。いざ台湾有事となっても、海に囲まれた日本人は逃げることは困難です。日本の防衛はまだまだ完璧ではありませんが、それらは日本政府に課せられた最も大切な案件であります。日本あっての日本人だと思うのですが、今は私達が選んだ議員たちに信頼を置くしか選択肢はなく、ただただ私達は成すべく自分の仕事を黙々とやり続けることしかありません。
神戸全美も今年4月から40年目に突入いたしました。よくぞ続けてこられたと思いますが、この間、多くの先生方に支えられての歴史だと感謝の念でいっぱいです。神戸で引き継いだ頃は34歳。徹夜の2日くらいはへっちゃらでした。お金もなく、神戸から東京まで夜行列車で取材、早朝の東京駅下の銭湯で風呂に入ったことも貴重な思い出です。それが、ようやく軌道に乗り10周年、20周年、30 周年の記念展と祝賀会を神戸原田の森ギャラリーと新神戸駅ANAクラウンプラザホテルで開催出来たのも身に余る光栄です。40周年は?と時々言われますが、昨年の発病で今年から隔月発行を余儀なくされ、記念事業は無理だと判断しました。ただ、40年近く、私的応援を続けてきた画家の作品、私の買える範囲で求めた作品や企画の手伝いなどや記念として頂いた作品が立体・小物まで合わせると130点ほどのコレクションとなったので、これを機に8月6日から11日まで、原田の森ギャラリーにて平面作品に限定して、「全美コレクション展」(高橋重幸作品〈30点〉を中心に)を開催致します。合計60余点を並べる予定です。
全日本美術『今月の課題』の
1996~2005年を単行本に
全日本美術編集主幹 松原清 著
A5版 272頁 定価2000円