今月の課題 「新政権に大いに期待する」 編集主幹 松原 清
悪夢だった石破茂首相の退陣で、令和7年10月21日に衆議院本会議が開催され、内閣総理大臣の指名について記名投票の結果、過半数233を上回る237票を獲得し、1回目の投票で高市早苗が指名され、参議院でも1回目投票には過半数124に1票及ばなかったが、決戦投票で最多数125票を得て、晴れて日本で初の女性内閣総理大臣が誕生した。この衆院1回目で決まったことは大きい。維新との連立の効果であるが、国交省を自民に取り返した効果は高市首相にとって、正に経済高揚政策を推し進める基盤の一つとなる。
高市総理就任後の組閣も急ピッチで進んでいる。せっかくだからここに書き残しておこう、総務大臣=林芳正。法務大臣=平口洋。外務大臣=茂木敏充。財務大臣・特命担当大臣〈金融〉=片山さつき。文部科学大臣=松本洋平。厚生労働大臣=上野賢一郎。農林水産大臣=鈴木憲和。経済産業大臣・特命担当大臣〈原子力損害賠償・廃炉等支援機構〉=赤沢亮正。国土交通大臣=金子恭之(やすし)。環境大臣・特命担当大臣〈原子力防災〉=石原宏高。防衛大臣=小泉進次郎。内閣官房長官=木原稔。デジタル大臣・特命担当大臣〈サイバー安全保障〉=松本尚(ひさし)。復興大臣=牧野京夫。国家公安委員会委員長・特命担当大臣〈防災・海洋政策〉=赤間二郎。特命担当大臣〈沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・こども政策・少子化対策・若者活躍・地方創世・アイヌ施策・共生・共助〉=黄川田仁志。特命担当大臣〈経済財政政策・規制改革〉=城内実。特命担当大臣〈クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障〉=小野田紀美。内閣官房副長官=尾_正直、佐藤啓、露木康浩。内閣法制局長官=岩尾信行。
副大臣で気になる人物がいる。青山繁晴環境副大臣である。海底資源の環境を踏まえた有効活用政策に期待したい。
政局があまりにも急に動き、テレビはネガティブな放送を繰り返す。何が正しいのかネットで見極めなければならない。阪神タイガースは連続日本一にはなれなかったが、ドジャーズはWS連続の頂点を極めた。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希のトリオの功績は非常に大きい。MLBの桁違いの報酬、経済効果も異常だ。来年開催のWBCに、はたして大谷らは参加するのだろうか!地上波で見られないWBCはどうなるのだろうか?
日展が国立新美術館で開催中である。是非とも足を運んでほしいが、新内閣には文化政策にも大いに力を注いでほしい。経済が萎み、文化も萎んだ。文化予算もフランス並にならないか。よりよい経済発展と日本人の文化の再生を祈って。
全日本美術『今月の課題』の
1996~2005年を単行本に
全日本美術編集主幹 松原清 著
A5版 272頁 定価2000円