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ななこのArt
interview 〜作家の小宇宙を訪ねる〜 (10)
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庄 司 栄 吉
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『何より私には今絵が描けることが一番の幸せなんです』
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洋画家の庄司栄吉先生を訪ねた。庄司先生は大正6年に大阪に生まれた。幼い頃から絵が好きで、大阪外国語学校フランス語部に通
いながら赤松塾で絵を学び、その後東京美術学校に入学、寺内萬治郎に師事した。光風会、日展を発表の場として人物画を中心とした作品を数多く手がけ、平成10年に勲四等(瑞宝章)、12年には恩賜賞・日本芸術院賞を受賞、同年日本芸術院会員に就任された。
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戦後はなかなか絵も描けない程の混乱期であったという。しかし庄司先生は着実に自身の世界観を確立し、絵を描き続けてこられた。
「寺内先生が亡くなる前に私に言ってくださった言葉があった。『ゆっくりやれよ』と言われたその一言は今でもずっと心の中に残っています。」と語られたことが印象的であった。
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