奨励賞
加藤 孜子
「和歌山の春」
桜は二層に分けて貼られている。
下部は深い緑と石垣の色で、くっきりと際立たせてあるが、その肩越しに右上に向かう桜は、淡い緋色の空に徐々に溶け込ませてある。
観者の視線の流れも熟慮した作品である。