第77回日本画院展
山内 郁子
「秋の日」
霧にかすむ芒を背景に緑のしげる蔓茎に赤紫の明るい花が咲き誇っている。その花影に羽を休めて憩うのはキジバトのようだ。公園での嘱目というより、画家の庭先だろうか。その佇まいに慈しみの心を思う。(中)