第5回美術の祭典関西展
横前 裕子
「紫の上(源氏物語)」
光源氏の理想の女性は、「心つくし聞ゆる人」藤壷であり、紫の上はその藤壷のかたしろとして源氏に教育された。そうした愛憎の想いを平安紋様と色彩に託して謳い上げる。水滴形は紫の上の涙か。(松)