第53回日本南画展

副理事長

堀江 春美

「さくらふぶき」

 

 クッションを背に、ボール遊びの手を休め、遠くに目指しを向ける幼子はお孫さんであろうか。孫の可愛さは持った者にしか味わえない至福だが、大胆に広くとった余白に舞う桜花は画家の慈愛でもあるのだ。(中野)