第60回記念日本南画院展
堀江 春美
「清 清」
残雪の連峰を背景に、早春の芽吹く麓の長閑な丘陵を描いて自然の雄大さを感受させる。近景から連峰に続くやや春霞かかる緩やかな気の流れ、人の世の慌ただしさも飲み込んでその世界に同化する作者の気韻の深さが伝わってくる。(松)