第61回日本南画院展

 

堀江 春美

「白日夢」

 

 静かに水面にただよい開く睡蓮花。大小の葉は垂らしこみやぼかしの濃・淡の墨色に変へん化げ し、開いた花は白の中に花芯の黄をのぞかせる。その様は白昼夢に舞う妖精かと見まがうようにも。浄心に祈りの思いが深まる。(中)