第48回日本南画院展

堀江 春美

「 晨 」

 黄山の朝明けの景。

淡墨の名手が久々濃墨を交えて力強さと墨色の差異による空気遠近感を演出して流石。

遥か彼方まで奇岩奇峰の連なりが幽玄の趣きを誘い、はれゆく霧と金彩の旭光とが清らかな心象を表す。