第56回全展
大林せつ子
「伊豆の山」
細かいスケッチを全面的に廃して、目の前の雰囲気、その心象を描きとめた「伊豆の山」である。手前から河、葦、山裾、山並と茫洋とした色彩で捉えられているが、確固とした現場スケッチから生まれた作品であり、作家の境地が窺われる。(松)