第57回全展

 

大林せつ子

「秋の山」

 

 昨年の「伊豆の山」もそうであったが、細部を廃した心象の景が今作でも深化してきた。近景から中景にかけては大胆な厚塗の面処理が施され、遠景の山並へ誘導しているかのように見える。深山幽谷を想起させるよう。(篠原)