改組新第6回日展

林  和緒

「季」

 

 ゆるやかな丘陵はすっぽりと雪に覆われ、一面が白銀の世界にポツンと小屋があるのみ。曇天の下に遠く青い海をのぞむ。風もない無音の世界に冷気が身を包む。が寂しさはないのは画家の心が満たされているからだ。(中)