第2回新日春展
福田 千惠
「黒い海」
自然観照、ということが日本画では良く言われる。ひとひらの散る落葉に、己れの来し方行く末を重ねて思索を深める。それほど深く重い言葉だ。黒い海を背景に額あじさいを配したこの作品には亡き人への思いが滲む。(中)