第60回記念新興展

 

片山 宏

「堤」

 秋景の河川堤、僅かに墾した畑の畦、細道を覆う芒の群れ。落葉の木々の間隙に銀の水面。その彼方には茫漠と連なる芒原と、描かれた奥にある自然と人の気配を、清涼な色彩と簡潔な構成で描いた。