第39回国際美術大賞展

 

遠藤 風幽

「月 夜」

 

 木立ちに囲まれてひっそりと古堂が佇む。夜の帳を迎えた閑寂な景に満月がのぼり、静かな闇を音もなく照らし出す。逆光で黒々とした木立ちの中で古堂の屋根が浮かび上る。手前の樹が奥行き感をつくった。(中)