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Work No.2

第6回鎌田紗和書展

第6回鎌田紗和書展(2010.01.02)
〔収録作品〕
①奥能登の入江に…
②教え伝え
③冬苺 光陰人を・・・
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・・・生きているから・・・
■平成21年11月17日~22日
■鳩居堂画廊3F(東京銀座)

先月号で予告記事を紹介した第6回鎌田紗和書展の会場を拝見した。今夏に自作詩とそれに因んだ書作品を挿入した「生きているから」(74頁、定価1500円+税)を木耳社から上梓し、出版記念展の書展を開催されるということで、その実物の書作品と対峙するのを楽しみにしていたのだが、その予想以上の見応えのある書展となった。
「生きているから」、「ありがとう」は正に淡墨の滲みが余白に響いて情味ある作品となっており、印刷物と違った深みがあった。
また、本に載せている以外の書作品に注目した。鎌田さんは殆どの作品が自詠である。人間賛歌を謳った「生きているから」には挿入されていないが、実に心の叫びそのものの作品「教え伝え」に足が止まった。人々の愛が希薄になり、自然を慈しむ心が失われつつある今、何が大切なのか切実に訴える実直な心情の吐露である。単々とした求心力ある構成が生きた。また、旅の中で詠んだ「奥能登」の下から上に繋げた絵画的空間余白の深さ、「冬苺」にみる温かみなど、主題をどう書くかといったコンセプトが明確で、その幅広い表現力を支える感性が感じられた好展示であった。
現在、毎日書道展会員、紗羅会主宰。 (松)

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奥能登の入江に… — 鎌田紗和
奥能登の入江に…
教え伝え — 鎌田紗和
教え伝え
冬苺 光陰人を・・・ — 鎌田紗和
冬苺 光陰人を・・・