● 8月12日~16日● 横浜市民ギャラリー佇ちし我はも 浜書展に発表された鎌田紗和自詠「祈り」を紹介する。戦後七十年の今年、鎌田さんの思いには特別なものがあるようだ。平和を希求するのは誰しもだが、それを具体化した活動につなげてきたのが鎌田さん。2004年に非営利団体「ACE地球の子供」を設立。「私達はみな地球の子供です」を信念に、核廃絶の訴え、難民、災害地への支援などに活動を続けてきた。決して声高に叫ぶのではなく、著書の出版や作書において、人々の手元や記憶に残るもので静かに訴えている。今作もその一環として制作されたのであろう。松煙と油煙を混ぜた淡墨色が、自らの言葉の奥深くに刻まれるさま。「嗚呼」の感嘆詞表現に、時の流れがにじみ出る。毎日書道展審査会員 紗羅会主宰(篠原)街の灯の あえかにうつす 川の面(も)に 人浮かべしは 七十年前嗚呼 街の息吹よ 鼓動よ ヒロシマの雑踏に
● 8月12日~16日
● 横浜市民ギャラリー
佇ちし我はも 浜書展に発表された鎌田紗和自詠「祈り」を紹介する。戦後七十年の今年、鎌田さんの思いには特別なものがあるようだ。平和を希求するのは誰しもだが、それを具体化した活動につなげてきたのが鎌田さん。2004年に非営利団体「ACE地球の子供」を設立。「私達はみな地球の子供です」を信念に、核廃絶の訴え、難民、災害地への支援などに活動を続けてきた。決して声高に叫ぶのではなく、著書の出版や作書において、人々の手元や記憶に残るもので静かに訴えている。今作もその一環として制作されたのであろう。松煙と油煙を混ぜた淡墨色が、自らの言葉の奥深くに刻まれるさま。「嗚呼」の感嘆詞表現に、時の流れがにじみ出る。
毎日書道展審査会員 紗羅会主宰(篠原)
街の灯の あえかにうつす 川の面(も)に 人浮かべしは 七十年前
嗚呼 街の息吹よ 鼓動よ ヒロシマの雑踏に