第39回日展 書道

 

後藤 秀園

「こもりのみ」

 

 「こふればくるし 山の端ゆ」と続く万葉集・第16の恋歌である。

大胆な用筆の回線の響きばかりでなく、斜め三角形構図に文字群を配し、動きを持たせて歌の熱情を鼓舞する。

文字群を繋ぐ「し」が見事。