改組新第6回日展

 

井谷 五雲

「上下拏攫」

 中国六朝時代の詩論書「詩評」(現在名は詩品)からの選文。上品からも下品からも攫み採ると解せるだろうか。いかにも作者らしい摘文と印影だ。石刻文字の風趣を生かした朱線の構築に遥かな時の流れを感じる。(篠原)