〈いのり〉をテーマに
鈴木源二 個展


● 11月28日〜12月3日
● Bian=美庵


 新世紀美術協会委員・同大阪支部長の鈴木源二氏が、長らく取組んできた「いのり」をテーマとした個展を開催する。
 氏の作品制作のテーマが「いのり」として発表され出したのは2000年を少し越えた時からであったと記憶するが、2005年にはJR福知山線の悲惨な脱線事故があった。また北朝鮮が核保有宣言をおこなった。2007年は、中越沖地震で11人が死亡、2000人以上が重軽傷を負った。そして2011年3月11日の東日本大震災で世界が強烈なインパクトを受けた。今もロシアのウクライナ侵攻、中国問題と続く。
 弊紙でも2008年より12年間、「いのり」をテーマとして仏像表現に思いを込めた作品を紹介させていただいたが、世界平和、災害復興など、人々が安寧な生活をおくれるようにと祈りを込めた作品が、F130号〜S100号の大作を中心に、癒しの世界を描いた小品も展示される。 (松)
〈略歴〉
 すずき・げんじ 1944年和歌山県橋本市山田生まれ。67年日本獣医生命科学大学獣医学部卒。70年新世紀美術協会展に出品。82年会員推挙。91年天展、94・08年小磯良平大賞展、99年川の大賞展、02年損保ジャパン選抜奨励賞、03・04年青木繁大賞展、03年上野の森美術館大賞展。新世紀美術協会展で黒田清輝賞他4回受賞。14年油彩画集、16年水彩画集刊行。銀座ギャラリー美庵で個展。現在、新世紀美術協会委員、和歌山県美術家協会会長、日本美術家連盟会員。

 

いのり(蝉)  F100

 

 

 

いのり(災害復興)  F130

いのり(少女) F50