第26回FAA展

増井 加代

「月」

 

 ただ単に心象風景として括ることの出来ない、

作者の深い思いがここにある。

波打つ水、深緑の山頂に朧々と浮かぶ月の光は心に

黄金色の輪郭をもって投影される。悲しげな月兎のそれが清烈。