第69回二紀展
塚本 裕志
「Summertime」
強い夏陽の斜光が明暗を明晰に刻み、空にのみオレンジが賦彩される。いつもながらの直線からなる建物は無機的であり、行き交う女の相関もわからない。それだけに些か気がかりであり、不安な余韻を残す。(中)