第76回二紀展

 

塚本 裕志

「競馬場の家」

 

 タテ・ヨコの直線構成の空間に立つ女。建物に向かって一歩ふみ出した。何の目的を持って、何が狙いなのか。風もなく、陽射しの影のみに静まりかえるシーンに何故か惹かれ、徐々にその作術に嵌まっていく。(中)