第64回二紀展
塚本 裕志
「夏の夜」
素気ない構築物があって水着姿の女がいる。ただそれだけの静寂感に支配された画面だが、少しも寂しくはなく、次なる展開を孕んだ緊張感さえある。現実的だがいささか神秘的でもあり、不思議な存在感がある。