第11回春季二紀展
塚本 裕志
「夜の美術館」
静寂が支配している。昼間の跳梁で疲れ切った魑魅魍魎が寝静まり、満月のもと羽根冠の裸婦が登場した。四角い館と対峙して背中を見せる女性も凝固したかのようだ、いや突然―勝手な妄想が浮かぶ不思議世界。(中野)