第68回二紀展

 

塚本 裕志

「ガラスの家」

 

 グレーゾーンが多いためいつもの絵より明るいイメージがある。直線的に構築された家は相変わらず無機的であり、その家に対峙する女性の背にも感情はうかがえず、虚無的でさえある。物語はどう動くのか。(中)