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浅野輝一軌跡展Part III 開催中!
画家浅野輝一が94回目の個展を開催した。そして今、北海道・置戸ぽっぽ絵画館において「浅野輝一軌跡展Part
III」が、来年10月までロングラン開催されている。95回目の個展である。来年には100回に到達する予定だ。恐るべし執念と言いたいところだが、よくよく考えてみると浅野にとっては自然な流れだったのかもしれない。「身近な現代社会に於て、日々繰り返されている様々な情景に視点を置き、60年近く描き続けてきました」と言う。この「描き続ける」ことに重要な意味と意義が潜んでいるように思う。言葉は簡単だが、実際はそう容易くない。しかも60年だ。以前、浅野から聞いた話の中で、随分印象に残っている言葉がある。教育者でもある浅野は、理事長を務める学園の美術教師の採用にあたって信念があると言う。「絵を描かない美術教師は採用しない」と。なるほどと理解した。世の美術教師は往々にして教員業務に追われ、自分の作画の時間を持てないのが実情。されどそれでは技術の向上は望めないどころか授業にも影響が出てくるのではないか。つまり美大卒業時の技量のまま教師生活を続けることになる。浅野はそれを嫌うのだ。だから自身も何があっても描き続ける。作品は相当の数になる。世に問う。その連続の結果が数字になって表れているだけかもしれない。既に100回展の構想もあると言う。どんな景色が見られるのだろうか。楽しみで仕方がない。
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流れゆく時 〈F50〉 |
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