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第71回浅野輝一展
実に71回の個展回数に驚かされる。年2回のペースで開催してきたと言うが、それにしてもそれを35年もの長きにわたって継続させるパワーは一体どこからくるのだろうか。「誰にもできないことをやる。それは個展を徹底的にやること」と浅野は言う。浅野の画面は常にその時の社会現象を共有する。この5年間に描きだされた画面には震災の風景、震災への思いを根底に偲ばせ、その上で「苦悩する人々との連帯感や人間愛をベースに制作」されたものがほとんどだ。「絵描きだからこそ見いだせる美」があると言う。それは「悲惨の中にある美しさ」として浅野の心情に宿り、スケッチではない心の風景の作品化が始まったのだ。
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浮遊する人 I 162×194cm |
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