第55回新世紀展

 

 原 ちとせ

 「図工室(鯨)」

 

 夢と現実が交錯する作品。白い板の床、白い壁に立て掛けられたパネルのクジラに追われ、絵から泳ぎ出た魚が床にもパネルの外にも弾ける。大胆構成とシュールな空間が生きたが、鯨の現実感が欲しい。  (松)