原ちとせ 個展
− STILL ALIVE−


● 7月25 日〜29 日
● 兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー

 新世紀美術協会会員の原ちとせさんが、これまでの絵画活動を振り返る節目となる個展を開催、その経緯をしるした画集も併せて発刊した。
 原さんは嵯峨美術短期大学を卒業後しばらくは個人で作画を楽しんでいたが、本格的に制作活動に入ったのは高橋重幸氏に師事した11年前から。神戸新世紀佳作賞を皮切りに毎年受賞を重ね、7年後に会員推挙となった。作品にテーマ「鯨」を持ったのは2009年からで、それが翌年から希少種ザトウ鯨へと変わる。正に「STILL ALIVE」である。途中、鹿や牛の頭骨、オオサンショウウオも描くも、紹介の「鎖された海」シリーズが始まり、鯨は原さんの代名詞になった。空飛ぶ鯨、異次元への逃避など2017年まで様々な変化をみせた。今年、眼光の鋭いフクロウを登場させた。どう変化、展開するか今後が楽しみだ。(松)

 

 

 

STILL ALIVE (2018)

鎖された海(2013)