改組新第4回日展

 

山田 一郎

「春 光」

 

 北国もようやく春めいてきた。がまだ光は弱く風は冷たい。大地には雪が残り、木々の影も黒々としている。民家も黙して肩を寄せ合っている。白黒のモノトーンの風景にも春の気配は確かに忍び寄っている。  (中)