第107回光風会展

 

山田 一郎

「陽光待春」

 

 北国の雪に覆われた鄙びた景色をモティフにする。なだらかな稜線を描く雪山の裾の木立ち、白い野の面にも寂びれた風情で樹林が古色に立ち、その間に身をひそめる小屋の2、3の屋根。風土と人々の呼気を感じる。(中)