第76回旺玄展

 

川崎 建二

「森の朝」

 

 ハーフトーンの色彩が煌めきながら昇華する。朝を迎え森の湿った空気が一気に空に帰る。その奥には深い緑の葉が、朱い精気を漲らせ、また奥には黒い夜の名残がひっそりと身を潜めている。一瞬の刻を凝結した。(松)