第107回太平洋展

 

柿沼 昭子

「うたかた」

 

 裸婦群像。緋色の布の色合いの選択がよく、また裸婦三態の恣意的な構成に連携性を持たせ、かつ画面全体に収劔性をうんだ。裸婦それぞれのポーズにはアンニュイ感が漂い、その表情にもはかなさがうかがえる。