平成23年度 西宮市民文化賞受賞記念


羽田英彦の軌跡展


■5月1日〜6日
■ 西宮市立市民ギャラリー

 

 第一美術協会会員で西宮美術協会代表の羽田英彦氏が、平成23年度の西宮市民文化賞を受賞。その受賞を記念して昭和35年〜平成23年の半世紀に亘る80点の作品で大回顧展を開催した。
 羽田氏は昭和13年西宮市の生れ。中学では須田剋太に教わり、高校では具体の村上三郎が美術顧問で、抽象に興味をしめしていた羽田氏を吉原治良のところに紹介してくれたというから驚きである。神戸大学卒業の前年昭和36年に第9回具体美術展に出品、その後教員をしながら一気に画家志望へと加速していくのである。
絵画の洗礼が「具体」ということで、他の人がしていない仕事を作画理念として具体終結宣言後も活動し、第一美術、近代美術に発表の場を移した。絶え間ない表現への強烈な希求が、アンフォルメルに「赤」を宿す。音楽を絵画に変換した試行作、グラフィカルな時代もあり、50年の軌跡にその情熱の継続を見た。 (松)

 

 

 

第43回第一美術展 大賞候補4席  
 勃起72―B 

第78回第一美術展 文部科学大臣賞
位相0714―赤色エレジーB