第6回新構造東京展
藤本 敏子
「浜辺に遊ぶ」
孤心をかかえて蟹とたわむれたのは啄木であった。画家も漁綱と蟹への思い入れが深く、連作が続く。漁綱と岩礁に数匹の蟹がたわむれている。その屈託のなさ、自由さに画家は羨望する。空間に広がりが出た。 (中)