第41回近代日本美術協会展

田多 靖三

「瀬戸の夕凪」

 手前のため池から街群を経て大きく広がる瀬戸内海大小様々な島が浮んでいる。おそらく四国側からであろう。夕刻に雲を赤く染め、瀬戸の海に反映する。街も徐々に影を落とし、まっすぐ立ち昇る煙に凪を知る。(松)