第36回東京展

優秀賞

秦 加奈子

「時―2010」

 

 夕暮れの薄光の中を帰宅を急ぐ人の群、あるいは尾灯を明滅させながら走行する車群、はたまた精霊流し…等、多様なイメージを喚起する。作者の心に去来する時の流れ、その空漠感のイメージの豊かさ。