第42回元陽展

 

谷口 恵子

「古からの聲」

 熊野であろうか、古道には時を閲して数知れぬ汗と足跡が刻印されている。磨り減った石畳とうっそうたる並木、光こぼれる古道を往くと何故か峻厳な思いになる。その思いに迫る気のこもった描写。