第68回一線美術会展
砂川 順一
「牛舎に流れた時間」
丹念な一筆々々の描写から、牛舎に流れた長い時間を浮き彫りにしている。明暗がつくるドラマ性が見所だが、明の中の陰り、翳りの中の微妙な明に深まりが生まれ、いっそう刻の堆積を思わせる。(中)