第29回FAA展

 

稲葉 隆夫

「山の表情」

 黄土色の壁に引っ掻いたような斑な線が、むずがゆいような、ザワザワとしながら沈静するような感情を湧き立たせながら、次第に山らしき姿を浮上させてくる。山の表情を収劔した後に解放する自在感か。