第48回近代美術協会展

奨励賞

土井 弥生

「通り過ぎた街」

 題の主語は何だろうか。郷愁とか懐かしさというよりも混沌たる情景のように見える。ならば通り過ぎたのは災厄であろうか。太陽を一縷の希望として。細かに描写された部分が全体を構成してイマがある。