第80回記念新制作展

 

辻井 久子

「華のゾーン」

 紫のバラの花弁が部分や角度を変えて4枚のパネルに描かれ、平面的に並置したスタイルをとる。この花弁は現実を表象する仮象なのではないか。脆もろく危あやうい美を包含する何ものかに依託する、とも読めるのだが。(中)