第43回全展フォーカス作家選抜展

 

寺本 和子

「光降る湖畔の調べ」

 薄紫の藤の花が画面上部から垂れ下がる。しかもそれは明るい光を帯びて湖畔を照らすかのように。樹の幹からも光が放たれている。対岸を覆う緑は今にも新緑に燃えようとする。光のシンフォニーのように。(篠原)