第32回彩曜展

 

寺本 和子

「秋 色」

 落日が秋景の里を黄金色に染める。逆光に光の薄衣を纏った芒が長閑で愛らしくそよぐ。芒葉のリズミカルな表現が微かな風を感じさせてくれるからだ。牧歌的で、日本人の故郷を感じさせてくれる作品となった。(松)