第19回日仏現代国際美術展

 

大森 敏子

「枯」

 花の命は短くて、と言われる。短い命をドライフラワーにして新たな命となる。盛りに美にして艶は当然ながら、枯れた命の美もまた捨てがたい。それを丹念に掬いあげた。老いの生命もまたそうありたい。(中)