第78回旺玄展

 

磯村 倬司

「やすらぎ I 」

 ゆるやかな起伏をもつ野面一面、黄色い花が埋めつくし、まさに眼路の限りである。黄緑のじゅうたんをぬって一本の細道が続く。夢見的な幻想感も漂うが、丹念で篤実な筆致は人影はなくも豊かだ。(中野)